それゆえ、わなはあなたをめぐり、 恐怖は、にわかにあなたを驚かす。
あなたの手をわたしから離してください。 あなたの恐るべき事をもって わたしを恐れさせないでください。
全能者の矢が、わたしのうちにあり、 わたしの霊はその毒を飲み、 神の恐るべき軍勢が、わたしを襲い攻めている。
人々が平和だ無事だと言っているその矢先に、ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むように、突如として滅びが彼らをおそって来る。そして、それからのがれることは決してできない。
これは恐慌が、あらしのようにあなたがたに臨み、 災が、つむじ風のように臨み、 悩みと悲しみとが、あなたがたに臨む時である。
主は悪しき者の上に炭火と硫黄とを降らせられる。 燃える風は彼らがその杯にうくべきものである。
『神がわたしをしえたげ、 その網でわたしを囲まれたのだ』と知るべきだ。
その収穫は飢えた人が食べ、 いばらの中からさえ、これを奪う。 また、かわいた者はその財産をあえぎ求める。
その耳には恐ろしい音が聞え、 繁栄の時にも滅ぼす者が彼に臨む。
しかしあなたは悪人のうくべき さばきをおのれに満たし、 さばきと公義はあなたを捕えている。
恐ろしい事が四方にあって彼を恐れさせ、 その歩みにしたがって彼を追う。